胆道癌 貧血の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
86歳 女性
胆管癌で入院して、肝臓にも転移しており体調が良くない為、漢方薬を併用したいとお付きの方と来店されました。
胆汁が出ない為、食事もうまくとれず、貧血状態になり、体重も3kgほど減り、かなり痩せ細っているようです。また、体が疲れやすいそうです。
病院ではユナシン、ビオフェルミン、フェロミア、アローゼン、オメプラールを処方されているそうです。
中国医学的には『気血両虚』の状態と考えられます。体力を補い免疫力をあげていく漢方薬、血流をよくしていく漢方薬などをお渡ししました。
1か月ほどし体の疲れがかなりマシになり、食欲も出てきましたと言う報告を受けました。体が軽くなり動きやすくなってきたそうです。浮腫みや便通が思わしくないと言う事で浮腫、便通を改善する漢方薬を追加してお渡ししました。
2か月目に入り、浮腫はかなりひいて、指で押してもへこまなくなりましたと言う報告を受けました。食事もシッカリとれて元気になってきた姿を見て、病院のDr.もビックリされておられるようです。検査の結果、アミラーゼ、リパーゼの数値が高い状態が続いている為、メシタットを処方されたようです。
膵炎の炎症を緩和していく漢方薬を追加してお渡ししました。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学では腫瘍も漢方薬などで体調が良くなっていくものもあります。自覚症状は季節などによっても変わってきます。その為、同じ物を長く飲むのがいいのではありません。
体質や自覚症状が変われば処方内容を変えていくのが当然です。腫瘍の場所、進行度合いにもよりますが、漢方薬で良くなられる方も多くいらっしゃいます。多くの方に相談して良かったと言って頂いております。
色々試したがうまくいかない方は、是非、ご相談下さいね。
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